オリックス安達V打&好守で日本ハム止めた 「自分たちが15連勝したい」
「オリックス4-3日本ハム」(12日、京セラドーム大阪)
オリックスの安達了一内野手が攻守両方で活躍し、日本ハムの連勝を15で止めた。お立ち台では「自分たちが15連勝していきたい」と景気よく宣言した。
3-3で迎えた七回、2死三塁で、1ボールから真ん中への速球に反応し、中前へ二遊間を破る適時打を放った。「必死で打ちましたね」と気持ちで放った一打だったと振り返った。
それ以上に存在感を示したのが遊撃の守備だった。七回は1死一、二塁から大谷の速い打球を体を投げ出して止めて二塁へ送球。着実にアウトにした。九回も1死一、二塁で西川の打球を好捕。文字通り日本ハムの勢いを止めるプレーとなった。
7回で148球を投げ3失点。粘って5勝目(8敗)を挙げた西も「感謝したい」と最敬礼の活躍ぶり。安達は「毎回打てなくて迷惑をかけていた。何とか今日、勝てて良かったです」とひと息つくと、ファインプレー連発の守備についても「必死でやりましたね」と振り返った。
現在オリックスは最下位に沈んでいるが、安達は「これから自分たちが15連勝していきたいです」と誓い、ファンをわかせた。