オリックス・西が日本ハム止めた!こん身148球
「オリックス4-3日本ハム」(12日、京セラドーム大阪)
こん身の力を込めた148球目でオリックス・西が中田を押し込んだ。同点の七回2死二、三塁の大ピンチ。前打席で一発を食らい、ここでも10球粘られた相手をスプリットで三ゴロに打ち取り、思わずほえた。
その闘志が打線に伝染したかのように七回、女房役・若月の二塁打から安達の決勝適時打へとつながった。安達が守りでも美技を連発すれば、西の後を受けた吉田一、平野が1点を守りきって勝利。日本ハムを止めた。
「いつか止まると思っていましたけどきょうで良かった。打者のおかげです。リリーフも。いいチームだと思います」
これで自身3連勝。金子をしのぐエースへと期待されたが、5連敗と苦しんだ右腕が巻き返してきた。