全パ工藤監督白星へ本気モード!先発和田に勝つための配球要求
「マツダオールスターゲーム・第1戦、全パ-全セ」(15日、ヤフオクドーム)
全パを率いるソフトバンクの工藤公康監督(53)が14日、必勝を誓った。地元福岡で開催される初戦の先発に、ハーラートップタイの9勝をマークしている和田毅投手(35)を指名。球宴でも勝利にこだわった采配でパ・リーグの強さを全国に見せつける。
「やっぱり負けると良くない。いくら交流戦で勝っても、オールスターで負けたら、総合的な力は何かセ・リーグの方が上だなってなるんで。そこは良くない。何としてもピッチャーには抑えてもらう。真っすぐにこだわらなくていいから」と普段通りに打線を封じていく配球も予告した。
工藤監督の思いは和田も理解している。「セ・リーグを代表するすごい打者ばかり。全部の球種を駆使して、なんとか0点でいい投手につないでいければいい」
工藤監督にとっては初采配で2戦2敗した昨季のリベンジの舞台にもなる。「去年はやられてるんで、ぜひ勝ちたい。勝ってみんなとハイタッチでもしたいです」。博多祇園山笠がフィナーレを迎える15日、工藤監督率いる全パが勢いに乗って全セを迎え撃つ。