東大・宮台150キロ5Kも日本完封負けで2勝1敗
「日米大学野球選手権・第3戦、日本0-1米国」(15日、神宮球場)
日本は完封負けで2勝1敗となった。東大から33年ぶりに大学日本代表入りした宮台康平投手(3年)が先発。初回に自己最速を2キロ更新する150キロをマークした一方、三回途中3安打1失点で降板し「先発の仕事ができなかった悔しさがある」と、唇をかんだ。
140キロ台後半を連発した直球主体で、メジャーの卵から5奪三振。「真っすぐで空振りを取ることができた。厳しいコースに投げれば通用する」と、収穫は得た。
だが、三回にバント安打からの連打で失点。盗塁も3つ許した。「日の丸を背負う投手としては、総合力で課題がある」と、現実を見据えた。「僕の中ではひと回りかなと思っていた。よく投げたと思う」と横井人輝監督(54)。ほろ苦い日の丸デビュー戦を、必ず糧に変える。