PLの先行きは限りなく不透明 思うように寄付集まらず…

 「高校野球大阪大会・2回戦、東大阪大柏原7-6PL学園」(15日、花園球場)

 PL学園が、東大阪大柏原に逆転で敗れた。すでに今夏を最後に休部することが決まっているが、川上祐一監督(41)は試合後、「今後については(8月に予定される)学園理事会で方針を決めることになると思います」と語った。

 その場で今後の方針や、高野連への加盟続行などが検討されるが、先行きは限りなく不透明。再出発に必須条件となる専用グラウンドの建設は、思うように寄付が集まらず資金面のメドが立っていないのが現状だ。

 かつての研志寮は取り壊しが決まっており、現在のグラウンドは現3年生の卒業を持って教団に返還される予定。「これからどう再出発していくか。(野球経験のある)指導者もそうです」と川上監督は語る。

 OB会は今後も復活を訴えていく方針。井坂善行幹事(61)は「幹事会だけでは決められないので、総会で意見を募りたい」と、来年1月に行われるOB会総会で方針を決め、復活への訴えを続けていく。

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