PL応援にOBら集結 阪神の木戸球団本部部長「PLのやり方2軍でも参考に」
「高校野球大阪大会・2回戦、東大阪大柏原7-6PL学園」(15日、花園中央公園野球場)
今夏を最後に休部するPL学園が、東大阪大柏原に逆転で敗れた。花園中央公園野球場はPL学園OBやファンなど2800人が集結した。立ち見客も立すいの余地がないほどで、外野側の遊歩道からも数百人がネット越しに観戦した。報道陣も在阪全局などテレビ7局や新聞、雑誌など約220人が取材に訪れた。
スタンドには阪神の木戸克彦球団本部部長(プロスカウト担当)や野球評論家の吉村禎章氏、宮本慎也氏、橋本清氏ら多くのOBが姿を見せた。木戸氏は「寮を作り、グラウンドを作り、選手を集めたPLのやり方は今の2軍でも参考になっている」と母校の功績を挙げた。春夏連覇を果たした橋本氏は“最後のPLナイン”の頑張りを「精神的には自分たちよりすごいと思う」と称えた。