横浜スーパー1年・万波がフェンス直撃二塁打 マルチ安打デビュー、父はコンゴ出身

1回、フェンス直撃の二塁打を放つ横浜・万波=サーティーフォー保土ヶ谷球場
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 「高校野球神奈川大会2回戦、横浜8-0向の岡工」(17日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 横浜の大型ルーキー、万波中正外野手(1年)が、夏初戦でマルチ安打デビューを飾った。「7番・右翼」で先発出場すると、初回に5点を先制してなお1死無走者の場面で、まずは右中間フェンスを直撃する二塁打。さらに五回には、三遊間を破る左前打を放った。

 コンゴ出身の父を持ち、190センチ、92キロの堂々たる体格を誇る。並外れたパワーを証明した二塁打に「まさかフェンス直撃までいくとは思わなかった。(入学後)飛距離は伸びたと思います」と、うれしそうな笑みがこぼれた。

 2安打とも、これまで苦しんでいた変化球に対応。次戦以降に向けて「先輩たちにしっかりついていくこと。個人的には1本、ホームランを打ちたい」と、目標を掲げた。

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