オリックス 分岐点は五回の走塁 接戦落として3タテ逃す

 「ソフトバンク2-1オリックス」(20日、北九州市民球場)

 オリックスは惜敗でソフトバンク3タテを逃した。

 分岐点となったのは同点で迎えた五回の攻撃。

 1死二塁から安達の当たりは三塁の頭上を越える左前打。二塁走者の西野は猛然と本塁へ突入したが、好返球でアウトになった。

 次が3、4番のところ。自重して一、三塁にしてクリーンアップを迎える手もあった。

 結局その後、糸井は四球で2死一、二塁となったが、T-岡田は空振り三振で好機を逸した。

 福良監督は試合後「三塁コーチャーはいけると思ってまわしたんやろうから。そこはもう仕方ない。判断に任せるしかないから。後で考えたら次が(糸井)嘉男というのはあるけど」と振り返った。

 本塁突入を指示した風岡三塁コーチャーは「次が3番ということを考えたら…。僕のミスです。結果がすべてですから。これを次に生かしていきます」と反省の弁を述べた。

 オリックスは北九州では2011年8月31日から3連勝中と相性が良かった。

 一方のソフトバンクは同球場で8連敗中。無理をせずじっくり攻めれば勝機が訪れたかもしれないとの思いは残る。

 ただ、プロ未勝利の左腕・山田がソフトバンクを相手に互角に渡り合えたところなど、2勝1敗で終えた3連戦は収穫のある戦いとなった。

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