明秀学園日立の1年生・芳賀が逆転2ラン!ロッテ・田村を指導の金沢監督も絶賛
「高校野球茨城大会・4回戦、明秀学園日立9-2つくば国際大東風」(21日、日立市民球場)
明秀学園日立が七回コールド勝ちで8強入り。5番・芳賀大成内野手(1年)が逆転2ランを含む2安打3打点と活躍した。
1点を追う六回1死一塁から、高めの直球を思い切りよく振り抜くと弾丸ライナーは右翼席に着弾。価値ある一発に、ガッツポーズを繰り出しながら、ダイヤモンドを回った。実はこの日が16歳の誕生日。「ものすごくうれしい。記憶に残るホームランになりました」と破顔一笑した。
170センチ、71キロと小柄ながら、パンチ力も兼ね備えた頼もしいルーキーの活躍。金沢成奉監督も「1年生であれだけできるのは、ここでは初めて。(光星学院時代に指導した)田村(龍弘=現ロッテ)があんな感じだった。体も心も軸がぶれない」と、賛辞を惜しまなかった。