由伸巨人、首位遠のく11差 痛恨連敗…24日負けなら3位転落
「DeNA6-4巨人」(23日、横浜スタジアム)
どうにもかみ合わない。巨人はDeNAに痛恨の連敗を喫し、勝率5割に逆戻りした。ベイ党の大歓声を背に、ベンチ裏に引き揚げてきた高橋監督は「先発投手に、もう少し我慢してもらいたかった」と渋い表情を見せた。
1-1の六回に3点を奪ったが、直後の守りで暗転した。先発・大竹寛が1死満塁とし降板。後を継いだ山口、宮国が3連打を浴び5失点。「流れを切りたいというところで、つぎ込んだ」。指揮官の描いた青写真とは、真逆の結果となった。
首位・広島が勝ち、ゲーム差は11に。首位追走どころか、24日も負ければ3位に転落する。「負けられないのは、ずっと同じ」。前夜はわずか4安打の末のサヨナラ負けで、この日は投手陣が踏ん張れず逆転負け。3タテだけは、防ぎたい。