ヤクルト・山田しぶとくV内野安打 延長十回投手戦にケリつけた!
「中日1-3ヤクルト」(23日、ナゴヤドーム)
投手戦からの延長戦を、ヤクルトが粘りでモノにした。決着をつけたのは、祖父江のグラブを弾いた山田の投手強襲内野安打。1-1で迎えた十回、相手失策も絡んで2死二、三塁の好機に決勝点をもぎ取り、「フォークは頭になくて打たされたけど、プロの世界は結果がすべて。当たりは良くなかったが、ヒットになって良かった」と笑顔を浮かべた。
中前打で出た二回には、今季23個目となる盗塁を決め、先制点に結び付けた。目標に掲げる2年連続トリプルスリーもしっかりと視野の捉えている。
本塁打はDeNA・筒香と競っているが、「本塁打王は取れればいいけど、そんな簡単じゃない。皆さん(報道陣)から3冠とかいろいろ言われるので、(筒香には)早く抜いてほしい。まだ50試合あるからどんどん盗塁したい」。キングの座には執着をみせず、あと1本、あと7盗塁に迫っている30本塁打、30盗塁クリアに集中していた。