今春センバツ準Vの高松商が春夏甲子園逃す 尽誠学園が甲子園切符

 「高校野球香川大会・決勝 尽誠学園5-1高松商」(25日、レクザムスタジアム)

 今春センバツ準優勝の高松商が尽誠学園に敗れ、春夏連続の甲子園出場を逃した。

 高松商は初回に1死一、三塁から4番・植田響介捕手(3年)の中犠飛で先制。しかし二回、先発の大熊達也投手(3年)が尽誠学園の4番・松井栄吉内野手に同点のソロ本塁打を浴びると、三回には2死二塁から3番・山地健斗内野手(2年)に勝ち越しタイムリーを打たれた。

 四、五回にも1点ずつを失い、1-4で迎えた七回には、無死3塁から相手エースの7番・渡辺悠投手(3年)の右前適時打で5点目を献上した。

 今大会4試合で45得点と好調だった高松商打線は、相手エース左腕・渡辺の強気の内角攻めに苦しみ、二回以降は無得点。九回も三者凡退に終わり、20年ぶりの夏の甲子園出場は夢と消えた。

 長尾健司監督は「選手たちはプレッシャーの中でよく戦った。甲子園に連れて行ってやりたかったけど、それができなかったのは私の指導力不足」と語り、主将の米麦圭造内野手(3年)は「悔しいけど受け止めるしかない。相手投手が一枚上手だった」と悔しさを押し殺すように話した。

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