オリックス自力CS消滅 六回追いつくもリードできず…
「オリックス3-6ロッテ」(26日、京セラドーム大阪)
勝ちきれない。3点差を追いつきながら競り負けた。オリックスが87試合目にして自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。
攻守のミスが響いた。先発の西は五、八回に走者を置いた場面での四球が無駄な失点へとつながった。7回1/3を6失点で9敗目。自身4連勝が止まった右腕は「粘りきることができなかった。信頼してくれた監督に申し訳ない」とうなだれた。
打線は同点の七回無死一塁で若月が送りバントを失敗。一度もリードを奪えず、流れをつかめなかった。
昨季は106試合目で自力CSが消滅。今季は昨年より19試合も早い。福良監督は「何とか勝てるようにやっていきます」と声を絞り出したが、現状を打破するには課題が多い。