オリックス山田プロ初星!7年目20度目登板 忘れられない恩師の誕生日
「オリックス3-1ロッテ」(27日、ほっともっと神戸)
感謝が原動力となり、オリックス・山田修義投手がプロ7年目、20度目の登板でついに初勝利を手にした。この日は中学時代のシニアチームからの恩師、敦賀気比・東哲平監督の36歳の誕生日。山田は「そういう日に投げられるのも縁。東監督からも『勝ってくれよ』と言われて」上がったマウンドだった。
初回こそ1点を失ったが、140キロ台後半の直球と、内外角を突く制球は、ロッテ打線をも牛耳った。その初回にT-岡田の中犠飛で追いつくと、三回には糸井の適時打で勝ち越し。勝利の権利を得た七回1死二塁で降板も、比嘉、海田が一人一殺の好継投。
すると直後、2死二塁で西野が「山田はこれまでも頑張っていたのに、いつも援護できなかった。今日は何としても」と、左中間突破の二塁打で勝利をぐっと引き寄せた。
育成も経験し「家族の支え」にも感謝。ウイニングボールはその家族が待つ家に、大切に持って帰った。