西武・高橋光の弟、前橋育英・亮成が甲子園練習で「来られてうれしい」

二塁の守備で軽快な動きを見せる前橋育英の高橋亮成=甲子園(撮影・持木克友)
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 第98回全国高校野球選手権大会(7日開幕)の甲子園練習が3日、甲子園球場で行われ、優勝した13年以来3年ぶり出場の前橋育英(群馬)が登場した。優勝時のエース・高橋光成(現西武)の弟・亮成内野手(3年)が、初めて聖地のグラウンドに立った。

 3年前は全試合をスタンドで応援していたという亮成。二塁の守備位置でノックを受けるなどし「来られてうれしい。景色が全然違う。球場全体がデッカく見えました」と、声を弾ませた。

 群馬大会準決勝の前にチームを激励した兄からは、甲子園出場決定後に電話で「おめでとう!ビビらずにやってこい」と、再びエールを送られた。群馬大会の出場はなかったが、三塁コーチャーとして重要な役割を担う。

 「大きい声を出して雰囲気を作って、判断力でチームの力になれるようにしたい。この場所で優勝して、自分も喜びたい」と、兄に続く全国制覇を誓っていた。

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