ソフトバンク摂津やっと今季初勝利 328日ぶり美酒に「これから貢献」
「西武3-7ソフトバンク」(3日、西武プリンスドーム)
5年連続開幕投手を務めたソフトバンク・摂津正投手が、6回3失点で今季初勝利を挙げた。四回に打線が4点を奪い再逆転。救援陣も七回以降を無失点に抑え、「みんなに勝たせてもらった」と仲間に感謝した。
1点リードの三回に2点を失ったが、四、五回は三者凡退。六回無死一、二塁のピンチでは栗山の打球を好フィールディングで投ゴロ併殺。この回1点を失ったが、先発としての仕事を果たした。
開幕戦から3試合登板で防御率9・42と精彩を欠き、2軍では持ち味の制球と緩急を磨き直した。真っ黒に日焼けし、伸ばしていた無精ひげをきれいにそり落とした。昨年9月10日以来328日ぶりの白星。「全然貢献できていないので、これから貢献できるように」と巻き返しを誓った。