打てぬ中日…7カード連続負け越し 谷繁監督「悠長なこと言ってられない」
「中日0-5巨人」(3日、ナゴヤドーム)
打線が田口に翻弄(ほんろう)された。わずか2安打と湿って4連敗。中日は7カード連続の負け越しで、借金は今季ワーストの14に膨れ上がった。
一回に失策と犠打で1死二塁としたが、3番・エルナンデス、4番・ビシエドが連続三振。得点圏に走者を置いたのはこの1度だけ。三~七回は1人の走者も出せなかった。ビシエドは「個人的にも抑えられたし、チームとしても2本しか打てず悔しい」と肩を落とした。
これで5試合連続の3得点以下。特に中軸に元気がないのが気がかりだ。谷繁監督は「そのうち状態が上がると、悠長なことは言っていられない。明日、明後日にも上がるよう努力しないと」と焦りをにじませた。