ヤクルトのサブマリン山中が完投勝利 阪神打線を6安打1失点に封じる

力投する先発の山中(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト6-1阪神」(6日、神宮球場)

 ヤクルトの山中浩史投手が6安打1失点の完投で4勝目(8敗)を挙げた。緩急付けた丁寧なサブマリン投球で、福留の7号ソロによる1失点に抑え、チームの対阪神の連敗を6でストップ。中日が敗れ、入れ替わりで最下位からも脱出した。

 打線は三回にバレンティンの押し出し四球で先制。さらに西田の左前適時打などで2点を奪い、山中の右前適時打と大引の左犠飛で2点を追加した。この回打者10人で5安打を集中し、阪神・先発のメッセンジャーをKOした。

 6月17日の西武戦以来の勝ち星に山中は、「久々に勝ったのでうれしいです。いつも通り、自分の持ち味を出すことを考えました。中継ぎのみなさんを休ませることができてよかった」と汗をぬぐった。

 阪神は5点を追う四回に福留が右越えの7号ソロを放ったが、メッセンジャーが2回2/3で三回途中を7安打5失点(自責4)と誤算。2年ぶりの2桁勝利を狙ったメッセンジャーは7敗目を喫した。

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