G沢村「リメークドラマ」ぶち壊し 広島に九回2死からサヨナラ許す
「広島8-7巨人」(7日、マツダスタジアム)
巨人の抑え、沢村拓一投手が「リメークドラマ」のシナリオをぶち壊した。1点リードで登板した九回。2死までこぎつけながら、菊池に同点弾を浴び、丸への四球を経て新井にはサヨナラ適時二塁打を許した。連勝は7でストップ。首位とのゲーム差は5・5差に広がった。
ただの1敗では片付けられない痛恨の黒星となった。7-6で迎えた九回、西川、田中と順調に2人を打ち取った後に悪夢が待っていた。菊池に直球を完ぺきにとらえられ同点とされた。
ここで踏ん張っていれば味方の攻撃も待てたが、丸に四球を出すと新井に左翼へはじき返された。これで今季成績は3勝2敗27セーブとなった。