「ＤｅＮＡ４－１中日」（７日、横浜スタジアム）

　中日のドラフト３位ルーキー・木下拓哉捕手（トヨタ自動車）がプロ初アーチ。「８番・捕手」で初めてスタメンを勝ち取った一戦を、自らのバットで祝った。三回に先頭で迎えたプロ３打席目。１ボールからの２球目。高めに入った１４３キロの直球を見逃さず、左翼ポール際に飛び込むプロ初アーチとなった。

　「ストレートがいい投手ですし、カウントもよかった。ストレート１本待ちで思い切っていきました」

　守りでは苦しんだ。ドラ１ルーキーの先発・小笠原をリードし二回までは無失点。しかし、三回に先頭の白崎に同点本塁打、４回にも２者連続四球から２連打で逆転を許した。チームは連敗。７月８日のヤクルト３連戦（神宮）から続くカード負け越しを今回も止められず、４８年ぶりの８カード連続負け越しとなった。