中日・大野自己ワースト5連敗 森監督代行は“投げ込み不足”に苦言
「中日2-3ヤクルト」(10日、ナゴヤドーム)
中日・大野雄大投手がまたも勝てなかった。「粘れなかった」。5回を7安打3失点。自身ワーストの5連敗。チームとしても48年ぶりの9カード連続負け越しという不名誉にリーチをかけてしまった。
1点リードの五回に乱れた。下位打線に連打を浴びてピンチを招くと、坂口、比屋根に適時打を許すなど計3失点。次の攻撃で代打を送られた。山田ら主力をけがで相次いで欠くヤクルト打線を相手に、ふがいない投球をみせてしまった。
6月28日を最後に白星から遠ざかる左腕に、森監督代行は「(キャンプで)昨年、一昨年よりも球数が少ない。今ごろ言っても仕方ないけど」と苦言を呈した。「2桁は絶対に勝たないといけないと思っている」と大野。だが、4年連続2桁勝利は遠のくばかりだ。