侍・小久保監督、MLB日本選手視察 メジャー選手は「必要」
来年3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の小久保裕紀監督(44)が10日、米大リーグに所属する日本選手の視察を開始し、レッドソックス-ヤンキースが行われたボストンで上原、田沢(ともにレッドソックス)、田中(ヤンキース)の3投手と面談を行った。
大会への参加要請や出場の意思確認はなく、あいさつが目的という。一方で救援、抑え投手を強化ポイントに挙げ「(メジャーの選手は)必要だと思っている」と招集を目指す意向を示した。17日まで米国各地を訪れ、メジャーでプレーする日本選手に会う。
田中は「シーズン中なので(具体的な)発言は難しいが、来ていただいたことはうれしく思う」と話し、田沢は「素晴らしい大会だと思う。楽しく話せた」と訪問に感謝した。