DeNA守護神・山崎康深刻…また救援失敗、ラミ監督も失投を強調
「DeNA2-3広島」(12日、横浜スタジアム)
失投だった。同点の九回、DeNA・山崎康晃投手が広島・丸を追い込んでから投じた4球目だった。140キロのツーシームは、見入られたように外角高めに浮く。決勝弾はバックスクリーン右に飛び込んだ。
ラミレス監督は「追い込んでからのボールがワンバウンドでもいいところをストライクゾーンに残した」と失投を強調した。
継投も裏目に出た。先発の石田は7回1失点。四回以降は走者を許さず、85球の余力残しで降板したが、2番手・三上が同点被弾。シナリオは崩れた。
そして守護神。8月はこれで登板6試合中5試合で失点し、3敗目と深刻な状態。指揮官は「彼がクローザーであることに疑う余地はない」と話したが、「彼自身がなぜ失投につながっているか確認しないといけない」と早期の原因究明を求めた。