ヤクルト・西浦が決勝弾 故障者続出に「試合に出られるいい機会。アピールしたい」

 「ヤクルト5-4巨人」(12日、神宮球場)

 どでかい仕事をやってのけた。ヤクルト3年目の西浦直亨内野手が、決勝アーチを放った。

 同点の八回だ。高木のスライダーを捉えると、ライナー性の打球が左中間スタンドに吸い込まれた。4号ソロに、西浦は「レフトライナーかなと思った。入るとは思わなかった」と笑みを浮かべて振り返った。

 ツバメ軍団は、主砲の山田が故障で離脱する苦しい状況に追い込まれていた。だが若武者が値千金の一撃を放ってチームを3連勝に導いた。「チームはしんどい時期ですが、みんな一生懸命つないでいる。自分にとって試合に出られるいい機会。アピールしたい」と若々しく意気込んだ。

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