森体制でも…中日3連敗 バルデス背信、遅い反撃

 「阪神4-2中日」(12日、京セラドーム大阪)

 森体制でも勝てないのか…。中日は、谷繁監督の休養が発表された9日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)こそ白星を飾ったものの、翌日から3連敗。先発のバルデスが3点を失って今季4敗目(5勝)を喫したが、森監督代行が怒りをあらわにしたのは3失点目だった。

 「そりゃ、打たれることはあるけど、頭を越えられる配球はしちゃいけない。それに次の打者のことも考えないと」

 試合後、一気にまくしたてたシーンは2点ビハインドの七回だ。2死二塁で北條の場面。フルカウントからの6球目、121キロスライダーを左中間に運ばれた。絶対に防ぎたい1点だから外野陣は前進シフト。四球で歩かせてもいい場面での長打(結果は適時三塁打)が許せなかった。

 打線は七回まで二塁すら踏めず、ようやく九回に2点を取っただけ。「それを初めからしろって。ずっとサインを出していないからね。最後にやっと出したけど」。ぼやき節が止まらなかった。

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