日本ハムの高梨がプロ初完封勝ち 則本との投げ合い制して7勝目
「楽天0-2日本ハム」(13日、コボスタ宮城)
日本ハムの高梨裕稔投手(25)がプロ初完投を完封で飾った。楽天打線を3安打無四球に抑え、スコアボードに9つの0を並べた。
楽天のエース・則本との投げ合いを制した3年目の右腕は、「冷静に投げることができた。四球がなかったので、一番良かった。1戦1戦、チームに勝ちを付けられるような投球をしていきたい」と振り返った。
今季中継ぎスタートから先発に転向し、今季7勝目(2敗)をマーク。「中継ぎにお世話になっているので長いイニングを投げたかったのでうれしい」と、抑えのマーティンから水をかけられ、白い歯を見せていた。
打線は両軍無得点の八回、2死満塁から、田中賢の二塁内野安打が適時打となって、2者が生還。これが決勝点となった。
楽天は打撃陣が散発3安打で手の打ち所がなく、好投の則本を援護できなかった。