ハム大谷V弾!33打席ぶり快音でソフトに2差
「楽天1-2日本ハム」(14日、コボスタ宮城)
迫力満点の打球が仙台の夜空に舞い上がり、右中間最深部へ飛び込んだ。1点を追う六回1死三塁。日本ハム・大谷翔平投手が“地元”東北で逆転の17号2ランを放った。
「昨日も今日もほとんど打てていなかったので、いいところで打ててよかった」。8月6日・ソフトバンク戦以来7試合、33打席ぶりの一発は決勝弾。ようやく周囲の期待に応えることができ、喜んだ。
桁違いの破壊力があるからこそ野手として外せない。暑さが厳しい中で18試合連続スタメン出場。球団トレーナーは「食欲は落ちていない。しっかり食べている」と明かす。夏バテ知らずのスタミナが、長打の原動力だ。
首位ソフトバンクが敗れ、2差に接近。16日からのオリックス戦も野手出場の可能性がある二刀流が、打でもVロードをけん引する。