由伸巨人、激痛7・5差 村田16号も空砲、最下位竜に“取りこぼし”
「中日3-1巨人」(17日、ナゴヤドーム)
打線にブレーキがかかった。巨人は、リーグで唯一負け越している最下位・中日に逆転負け。首位・広島とは7・5ゲーム差に広がり、高橋監督は「もう1点取らなくちゃいけないところで取り切れなかった」と唇をかんだ。
本塁が遠かった。初回1死二塁の好機では、坂本、阿部が連続三振。その後も相手先発・バルデスに苦戦し、得点は七回の村田の16号ソロのみ。同点の八回1死一、三塁では橋本到が二ゴロ併殺打。村田ヘッドコーチも「点が欲しかったよな」と嘆いた。前夜も4安打2得点と打線に暗雲が漂っている。
7月24日から4番を担う阿部は4打数無安打で、ここ6試合中5試合が無安打。ベテランは「なんとかつながないといけなかった」と反省を口にした。23日からの広島戦を前に、これ以上離されるわけにはいかない。