ロッテ・ドラ1平沢がプロ初安打 地元で待望の一打「打てて良かった」
「楽天10-5ロッテ」(17日、コボスタ宮城)
ロッテのドラフト1位ルーキー・平沢が大きな一歩を踏み出した。七回1死一塁の第3打席でプロ初安打。2番手・福山のフォークをはじいた打球が中前で弾んだ。
プロ初打席から24打席目。仙台育英出身の若武者が地元・仙台で待望の一打を放つと球場全体が沸き返った。平沢は「引きつけてしっかりボールを見ることを意識した。宮城で打てて良かったです」とあんどの笑み。スタンドで見守る家族らの期待に応えた。
移動日の15日は宮城県多賀城市内の実家で母・恵さんの手料理に舌鼓を打った。久々に一家だんらんで食卓を囲みリフレッシュ。英気を養った。現在の体重はキャンプ時の80キロから5キロ減。「もっとヒットを打てるように練習したい」。貪欲に足場を固めていく。