作新学院のドラフト候補・今井が3戦連続完投 自己タイ152キロをマーク
「全国高校野球・準々決勝、作新学院3-1木更津総合」(18日、甲子園球場)
作新学院が11年以来5年ぶりの4強入りを果たした。今秋ドラフト上位候補右腕・今井達也投手(3年)は、6安打1失点、9奪三振で3試合連続完投。17日の3回戦・花咲徳栄戦でマークした自己最速に並ぶ152キロを、この日もたたき出した。
中盤までは制球を重視していたが、九回1死から150キロ台を連発。「監督さんから『九回は気持ちだ』と言われていた。気持ちで投げたのが数字にも表れたと思う」と、手応えをにじませた。
150キロの大台超えも、初戦の2回戦から3戦連続。頂点まであと2勝と迫ったチームを引っ張る大黒柱は「目標は全国制覇ですけど、一戦一戦、目の前の相手と戦っていきたい」と、気を引き締め直した。