北海のエース・大西「顔晴れやかに帰りたい」準Vに胸を張る
第98回全国高校野球選手権大会で準優勝に輝いた北海が22日、地元・北海道へ戻る前に報道陣の取材に応じた。右肘痛を抱えながらチームを支えたエース・大西健斗投手(3年)は「(台風の影響で)飛行機が飛ぶかどうか心配」と苦笑いを浮かべながらも「顔晴れやかに、やりきったぞという感じでみんなのもとへ帰りたいと思います」と胸を張った。
前日の閉会式後にはテレビのニュースなどで試合の映像を見た。「決勝の舞台にいたというのが考えられなかったけど、メダルをかけると戦ったんだなという思いがありました」と大西。3週間の長期滞在になったことで「みんな北海道出身ですから。北海道に帰りたいです」とすがすがしい笑みを浮かべる。
閉会式後に行われた記念撮影の前後で、甲子園の砂を集める機会があったという。「感謝する人にあげたいなと思っています」と故郷への帰還を心待ちにしていた。