作新学院・今井「日本一になった実感」次は高校日本代表でエースだ
第98回全国高校野球選手権大会で54年ぶり2度目の優勝を果たした作新学院が22日、栃木県内の同校に帰校した。今秋ドラフト1位候補右腕・今井達也投手(3年)はあらためて喜びを語り、U-18アジア選手権(30日開幕・台湾)に出場する高校日本代表でのレベルアップを誓った。
決勝から一夜明け「日本一になった実感が出てきた」と笑顔。LINEで約400通の祝福メッセージが届き「返信は大変です」と、うれしい悲鳴をあげる一方、視線をもう前に向けた。自身初の日本代表だ。
履正社・寺島、横浜・藤平、花咲徳栄・高橋昂と、投手陣にはドラ1候補がズラリ。「自分よりレベルが高い投手がたくさんいる。いいところを取り入れたい」と、V腕になってもおごりはない。
前夜も深夜2時まで洗濯をして就寝。「優勝しても自分に厳しくしていかないと」と、好物を解禁するといったご褒美もなかった。「自分らしい投球をしたい。上のレベルで通用する投手になりたい」と、ストイックに日の丸のエースを目指す。