巨人・脇谷がサヨナラアーチ 広島マジック点灯阻止
「巨人1-0広島」(23日、東京ドーム)
巨人が脇谷のサヨナラアーチで広島のマジック点灯を阻止した。
0-0で迎えた延長十回、広島の2番手・ジャクソンの高目のストレートをたたくと、右翼席に飛び込む今季初アーチとなった。
自身初のサヨナラアーチを放った脇谷はヒーローインタビューで「ビックリしました。サイコーの気持ちです」と喜んだ。「どんな気持ちで打席に入った?覚えてないです。投手陣がすごい気迫で投げていたので、野手陣も何とか応えたいという思いで、僕も打席に入りました」と振り返った。
負ければ広島にマジック「20」が点灯する一戦での劇勝。「きょうはみんながひとつになっていると思います。カープとはまだ差はありますけど、あしたが大事になるんであしたも頑張りたい」と気合を込めていた。
巨人は先発・マイコラスが7回無失点の抑えたのをはじめ投手陣が好投。3番手の沢村が4勝目を挙げた。
広島は四回の無死一、三塁、五回の1死二、三塁など、再三の好機を拙攻でつぶした。先発・ジョンソンは九回を無失点に抑える好投を見せたが、報われなかった。