巨人投壊…4連敗 大竹寛6失点KO、3位とのゲーム差は「5・5」
「DeNA7-3巨人」(27日、横浜スタジアム)
“投壊”が止まらない。巨人は6月14日以来となる4連敗。首位・広島とのゲーム差は今季最大の「11」に開いた。高橋監督は「立ち上がりは、ピッチャーにとって難しいところ。途中の失点も、痛い取られ方だった」と、先発した大竹寛の乱調に首をひねった。
一回、筒香に先制の適時二塁打を浴びるなど3安打で3失点。五回も5安打を集中されて3失点。4回1/3を6失点でKOされた大竹寛は「初回よりも五回。3点で止めておけば…」と落胆した。
前夜は内海が1回6失点でKOされるなど、4連敗中の総失点は31。指揮官は「うちのチームだけが疲れているわけでもない」と歯を食いしばるが、チーム状態は明らかに下降線をたどっている。
逆転優勝は絶望的。3位のDeNAとのゲーム差は「5・5」だが、数字ほど余裕は感じられなくなってきた。指揮官は「こちらが尻をたたかなくても、選手たちは(何をすべきか)分かっていると思う」と“無言”のゲキを飛ばし、奮起を促した。