ソフトバンク完全復活!2戦連続2桁14点、柳田は初の3戦連発3安打5打点

 「ソフトバンク14-3ロッテ」(27日、ヤフオクドーム)

 王者が完全に息を吹き返した。ソフトバンクは4月以来の2試合連続2桁得点。猛打ショーの主役は、2日連続で柳田だった。「今まで全然打てていなかったので、貢献したい。その気持ちだけです」。自身初の3戦連発を含む3安打5打点の大爆発だ。

 初回は先発関谷から先制打を放ち、二回も2打席連続のタイムリー。三回は内角直球を豪快に左中間に打ち込む16号3ラン。三回までにチームも大量9点を奪った。

 「見ていても、今までとは違う。力みがないというか、自然体というか…」。工藤監督も目を丸くする。2位に転落した25日は九回の攻撃的な守備が裏目に出たが、26日は4打点の活躍で首位奪回に成功。悔しさをパワーに昇華させている。

 柳田が活性化させた打線では、長谷川が二回に通算1000安打となる適時打を放ち、三回には内川が柳田との2者連続アーチとなる14号ソロを左翼席中段に運んだ。後半戦は不振が続いた4番打者にとって、7月7日以来となる一発だった。

 わずか1日で日本ハムから奪い返した首位をがっちりキープ。「手応えはあります。大事なのはこれを維持すること」。試合後の工藤監督は自信を口にした。「きついけど、優勝しかない。やりがいはあります」。柳田も残り27試合を見据えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス