日本ハム、奪首ならず 西武に逆転負け
「西武4-3日本ハム」(28日、西武プリンスドーム)
日本ハムは逆転負けを喫し、西武3連戦に負け越した。デーゲームでソフトバンクが敗れていたが、首位奪回はならなかった。首位・ソフトバンクとはマイナス0・5ゲーム差で変わらず。
四回、田中賢の左前適時打で先制し、六回には中田の中前適時打で2-0とした。しかしその裏、五回まで無失点だった先発・加藤がメヒアに右翼席へ30号3ランを打たれ逆転された。八回には2番手の鍵谷がメヒアに左前適時打を浴びた。
九回、中田が西武3番手・増田から19号ソロを放ったが、反撃はそこまでだった。加藤は7回3失点で2敗目(5勝)を喫した。
西武は今季初登板初先発のウルフが6回2失点で初勝利を挙げた。2010年から日本ハムで3シーズン、ソフトバンクで2シーズン、プレーしたウルフは、ヒーローインタビューで「今回は日本ハムと対戦できてよかった。常にゴロを打たせるピッチングスタイルで、それができた。野手もしっかり守ってくれてよかった」と話した。