巨人、ミス連発で5連敗 広島の優勝マジックは13に
「DeNA6-5巨人」(28日、横浜スタジアム)
巨人はミスから決勝点を奪われ、今季3度目の5連敗となった。首位・広島はデーゲームで中日に敗れたが、巨人も敗れたため、優勝へのマジックが1つ減って13となった。
巨人は2-2で迎えた八回の守り、4番手でマシソンを投入した。しかし先頭・宮崎の、打ち取ったゴロを一塁・阿部が失策。その後1死二、三塁とされると、今度は代打・下園のゴロを処理した二塁・クルーズが、本塁へ悪送球。2走者がかえり、勝ち越しを許した。さらに桑原の左中間適時二塁打などで、この回計4点を奪われた。
2-6の九回、DeNAの守護神・山崎康から、代打・堂上が2号3ランを放ち1点差に迫ったが、反撃はここまで。DeNAは巨人3連戦3連勝で、2位・巨人に4・5ゲーム差とした。
この試合、1-1の二回裏、DeNAの攻撃中に、降雨のため1時間15分の中断があった。長時間試合を制したDeNAのラミレス監督は「雨の影響もあってファンの皆さんをお待たせしてしまったが、待っていただいてよかったかなと。忘れられない、ジャイアンツ3連勝になった」と振り返った。