ロッテ大逆転 八回9人攻撃で、連敗5で止めた
「ソフトバンク5-7ロッテ」(28日、ヤフオクドーム)
ロッテが終盤の大逆転劇で連敗を5で止めた。2-4の八回1死一、二塁、遊撃内野安打のデスパイネが一塁手と衝突。グラウンドに倒れ込むほどだったが、その後もガッツあふれるプレーを続行した。
1点差に迫り、なおも一、三塁。主砲は鈴木の右前適時打で一気に三塁まで激走した。直後、代打・井口が勝ち越し左犠飛。田村が2点三塁打で突き放した。この回打者9人の猛攻で一挙5得点。井口は「みんなの気持ちが出た試合。みんな全力でやっているからね」と振り返った。
26日の試合前、ヤフオクドーム三塁側ブルペンに選手全員が集まり緊急ミーティング。意見をぶつけ合った。伊東監督は「久々に集中力が出た。最後まで諦めない姿勢がいつもよりあった」と満足げだった。