山田意地打もヤクルト連勝止まる「1日1本ですよ」
「巨人5-2ヤクルト」(30日、福井県営球場)
チームの連勝が5で止まった中、ヤクルト・山田哲人内野手が気を吐いた。0-2で迎えた三回1死満塁の絶好機。1ボールから菅野のスライダーを捉え、しぶとく左前に運ぶ2点適時打だ。
「抜けてきた甘いスライダーをミスショットすることなく打つことができました」。好球必打。持ち味の勝負強さも発揮した。88打点でリーグ2位タイに浮上し、トップの広島・新井に3打点差。打点王争いは「全然ないです」と意識こそしていないが、結果はついてきている。
打率・328と33本塁打はいずれもリーグ2位。まずはあと1つに迫る30盗塁をマークし、史上初の2年連続トリプルスリー達成を確実にしたい。「1日(安打)1本ですよ」。これまで通り、地道に積み重ねる。