西武・森が自身初のサヨナラ打 ソフトバンクのM点灯を阻止
「西武8-7ソフトバンク」(31日、西武プリンスドーム)
西武の森友哉捕手が自身初のサヨナラ打を放ち、試合を決めた。1点差に迫った九回2死一、二塁で、サファテから左中間への適時二塁打を放ち、2者が生還。土壇場で試合をひっくり返した。
殊勲の森は「最高です。最終回、守りでミスしてしまったので、絶対に取り戻そうと打席に入りました。割り切って真っすぐ一本で。会心だったので手応えありました」と振り返った。
ミスとは、九回表2死三塁の場面。大石の暴投をはじくと、三塁走者がホームを狙ってきたが、森はボールを拾い直してミットでタッチにいった。一度はアウトとされたが、VTR検証の結果、ボールがミットからこぼれていたと判定されて生還が認められていた。
一報、ソフトバンクは西武を上回る13安打を放ち、試合を優位に進めていたが、最後に守護神サファテが打たれた。日本ハムが敗れていたため、勝てばマジック22が点灯していた。