ロッテ・サブローが今季限りで引退 「日本一2度。幸せな野球人生でした」
ロッテは31日、サブロー外野手(40)=本名・大村三郎=が今季限りで現役を引退すると発表した。1日に本拠地QVCマリンフィールドで会見を行う。球団を通じ、「日本一を2度経験することができた。幸せな野球人生でした」とコメントした。
サブローはPL学園から1994年度ドラフト1位でロッテに入団。高い守備力と勝負強い打撃でチームの中心選手として活躍し、2005、10年の日本一にも貢献した。
11年にはシーズン途中に巨人移籍も、同年オフにFA権を行使してロッテに復帰した。昨年は36試合の出場にとどまり、オフの契約更改交渉では年俸50%ダウンを受け入れ、今季にかけた。だが若手の台頭もあって1軍での出番はなく、自ら進退を決めた。
22年間で通算1781試合に出場し、1362安打で打率・265、127本塁打、655打点、78盗塁を記録。05、07年には外野手でゴールデングラブ賞を受賞した。今後の進路は未定。球団側は引退試合の開催を検討している。