ロッテ・41歳井口 史上44人目の通算1000打点!
「ロッテ6-4オリックス」(1日、QVCマリンフィールド)
まさに、パワフルの形容が似合う41歳だ。三回1死一、二塁。ロッテ・井口が「狙っていました」と少し笑って振り返った打球は、左翼席へ飛び込む5号3ランとなった。
史上44人目となる1000打点にあと「1」と迫っていたが、一気に1002打点。さらにこの1発で史上60人目となる250本塁打にあと「1」とリーチをかけた。
この日、学年では2つ下で40歳のサブローが引退会見を開いた。「ほぼ同じ年代が毎年去っていくのは寂しい」と話す一方で、「改めて残りの野球人生を悔いのないように渡っていきたい」と誓う。大ベテランはまだまだ健在だ。
「やるべきことをしっかりとやる。いいチームの流れになった。月(ツキ)も変わったしね」。パワフルだけじゃない。井口は心意気の男だ。