中日ドラ1小笠原プロ初勝利 巨人4連敗で広島の優勝M5に
「巨人3-5中日」(4日、東京ドーム)
中日のドラフト1位ルーキー・小笠原慎之介投手が先発し、7回6安打3失点でプロ初勝利を飾った。
小笠原は初回に坂本に2ラン、二回に小林に適時打を打たれたが、そこから踏ん張り追加点を許さなかった。八回の打席で代打を送られたが、5連勝中と好調な打線はそのイニングにエルナンデスの適時打などで一挙4得点を奪い、逆転に成功。神奈川・東海大相模時代の昨夏、甲子園を制した小笠原は9度目の先発(登板12)で初勝利が転がり込んだ。
ヒーローインタビューで小笠原は「うれしいの一言です」と満面の笑み。「八回に救ってもらったので座って応援では申し訳ない。ずっと立って応援していました」と九回はベンチに立って初勝利の瞬間を待った。「これから勝ちを続けられる投手になりたいと思います」と今後の活躍を誓った。
3連敗中の巨人は七回まで3安打無失点と好投していた先発・マイコラスが八回に崩れた。2番手・マシソンへの継投も裏目に出た。九回に登板した沢村も制球が荒れ、暴投で1点を失った。
これで広島に出ている優勝マジックは1つ減って「5」となった。最短優勝は7日。広島は17時開始で神宮でヤクルトと対戦している。