雨でソフトバンクのマジック消滅…日本ハムは十二回コールド引き分け

7回2死二、三塁、同点に追いつく三塁強襲の適時打を放ち懸命に一塁に駆け込むオリックス・大城(野手・中田)=ほっともっと神戸
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 「オリックス7-7日本ハム」(4日、ほっともっとフィールド神戸)

 日本ハムが延長十二回降雨コールドでオリックスと引き分けた。首位のソフトバンクが楽天に敗れたため、ソフトバンクに点灯していたリーグ優勝のマジックナンバー19が消滅した。一時は6点リードしていた日本ハムにとっては、勝てた試合を引き分ける手痛い結果だが、自力優勝が復活。ソフトバンクとのゲーム差は1に縮まった。

 順位は勝率で決定するが、その際、引き分けた試合数を分母から除いて計算する。日本ハムが、ソフトバンクとの2試合を含む残り19試合を全勝すると勝率は0・65957。ソフトバンクは残り20試合で日本ハム戦以外の18試合に全勝しても勝率が0・65942どまりとなる。日本ハムに自力優勝の可能性が復活したことで、マジックナンバーが消滅した。

 日本ハムは中島と杉谷の2点適時打、陽岱鋼の12号2ランなどで7-1とリードしたが、七回にオリックスが打者一巡7安打6得点の猛攻を見せて一挙に同点に追い付かれていた。延長十二回、7-7でオリックスの攻撃に入り、日本ハムの勝利が無くなった場面で、先頭の西野が安打で出塁した後に雨で試合が中断。約40分、天候の回復を待ったが結局降雨によるコールドゲームが宣告され、この試合は引き分けとなった。

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