ハム6点差追い付かれた…自力V復活1差も栗山監督ぶ然 6日「投」の大谷にかける
「オリックス7-7日本ハム」(4日、ほっともっとフィールド神戸)
試合後の日本ハム・栗山監督は敗者のような表情だった。自力Vは復活したが、6点差を追い付かれる痛恨ドロー。首位・ソフトバンクとの差を1ゲーム差に縮めても「勝ちきれなかった。いろいろ悪いことがあってもプラスに変えるしかない。マジック?全然関係ないだろ」とぶ然と振り返った。
今季最多19安打で大勝を収めた前夜の勢いそのままに猛攻を浴びせた。四回。中島の先制左中間2点適時二塁打などで4点を奪い、五回には陽岱鋼の2ランで突き放した。
だが、七回に先発・加藤がKOされると、2番手・石井も捕まり、一挙6失点。15年4月2日のロッテ戦以来となる6点差を追い付かれた。「この点差を守れない、俺のつなぎ方が悪い」と指揮官は継投ミスをわびた。
延長十二回裏、40分間の中断後に降雨コールド引き分け。大谷を6日・ロッテ戦での先発復帰を明かした栗山監督は「完封できるんだったらなあ」と流れを変える投球を期待。大谷も「久々なので、自分のピッチングができれば」と、58日ぶりの先発でしっかり抑えると意気込んだ。