日本ハム・大谷、スライド登板も球数制限付き 7日のロッテ戦で

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が先発予定だった6日のロッテ戦は雨天中止。7日へスライド先発することになった。7月24日・オリックス戦で中継ぎ登板して以来となるマウンド。登板間隔が空いているため、まずは球数制限を設ける。見据える先は21、22日のソフトバンク2連戦。大一番での先発で制限を解除し、全力で鷹打線をねじ伏せる。

 大逆転優勝へ負けられない戦いに万全を期すため、用意周到に2度のステップアップ期間を設ける。吉井投手コーチは「むちゃはさせられない。回復具合とかあるので、2回は制限があります」と説明した。7日の先発後、次週登板予定のオリックス3連戦中も、7日より球数を増やしながらも制限をかけ、段階を踏んで状態を仕上げていく。

 7月に右手中指のマメをつぶした後、投球フォームも崩していたが、9月に入り「悪くはない」と栗山監督。大谷はこの日、ネットスローで投球フォームの確認作業を行った。大一番で結果を残すために、まずは7日・ロッテ戦で助走をつける。

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