西武・おかわり2打席連発 通算329本で清原に並んだ
「楽天1-14西武」(7日、コボスタ宮城)
高い弾道の放物線で球団史に名を刻んだ。6-0の五回1死、西武・中村は美馬の直球を捉えバックスクリーンへ20号ソロを運んだ。通算329本塁打は清原和博と並ぶ球団の最多記録。「光栄なことです」。チーム今季初の1試合5本塁打による爆勝に花を添えた。
記録への序章は四回。浅村の先制2ランに続き、塩見のフォークを右翼席に突き刺した。1試合2発の“おかわり弾”は今季2度目で、2打席連続は昨年7月24日の日本ハム戦以来。シーズン20発は3年連続ながら、過去6度の本塁打王は「何とか20本。納得はしていない」と冷静だった。
田辺監督は「天性のホームランバッターで、歴代の強打者にも引けを取らない」と称賛。“清原超え”についても「すぐにトップに立つだろう」と太鼓判を押した。