ヤクルト・雄平が1軍復帰、即V打 CS進出へ頼もしいベテラン復活
「DeNA3-5ヤクルト」(8日、横浜スタジアム)
4位・ヤクルトが逆転勝ちで、3位・DeNAとの差を再び3差とした。
0-3で迎えた七回に強力打線がようやく目覚めた。1死一、三塁から荒木、西田の連続二塁打で一気に追い付くと、さらに2死一、三塁から代打で登場したのが雄平だ。7月26日の阪神戦で右脇腹を痛めて登録抹消され、この日が1軍に復帰となった。DeNA・須田のボールに詰まりながらも、中前へポトリと落ちる決勝のタイムリーを放った。
1軍復帰即、仕事をしてのけた雄平はヒーローインタビューで「チームがずっと頑張ってて、僕自身はテレビ見ながら、歯がゆい気持ちだったので…。みんながつないでくれたチャンスだったので、気持ちで打ちました。ボール球ですし、内容的にはよくなかったんですが、チームが勝つためのバッティングができたかなと思う」と自らの打撃を振り返った。
逆転でのCS進出へ向けて、負けられない戦いが続く。前日、川端が1軍復帰し、そしてこの日は雄平が戦列復帰した。ベテランは「きょう負けると5(ゲーム差)で…。本当にすごく大事だなと思って、試合前から気持ちを入れていきました。少しでも貢献して必ずCSに出たいと思います」と力強く話した。