ソフトバンク3連敗で自力V消滅危機 千賀で痛い敗戦…

 「ソフトバンク2-7西武」(10日、ヤフオクドーム)

 痛い力負けだ。前日9日に首位を譲ったソフトバンクは五回まで5点を失い、主導権を握れずに完敗。日本ハムとのゲーム差は1・5に広がり、11日にも自力優勝が消滅する可能性がある。3連敗に工藤監督は「(気持ちが)冷めたら終わり。一戦一戦を熱く戦う」と自らを奮い立たせた。

 今季、わずか1敗と安定していた千賀が乱調だった。五回降雨コールドゲームを除き、今季最短の5回で降板し5失点。「申し訳ない。それだけです」と下を向いた。

 8月26日には前日に陥落した首位を一夜で奪還した。日本ハムがデーゲームで勝ったのを知った上で臨んだこの日は、反発力が感じられなかった。残りは15試合。厳しい戦いが続く。

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