DeNA三浦、プロ野球記録の24年連続勝利は持ち越し
「阪神2-1DeNA」(16日、甲子園球場)
DeNA・三浦が今季2度目の先発マウンドに立ったが、五回途中まで投げて2失点で降板し、プロ野球新記録となる24年連続勝利は持ち越しとなった。
1-0の初回、福留に逆転2ランを浴びると、五回は1死から投手の秋山に右前打、続く北條に右翼線二塁打を打たれ、二、三塁。ここでラミレス監督は砂田をマウンドに送った。代わった砂田は後続を断って得点は許さなかったが、試合はそのまま敗れ、三浦は今季2敗目を喫した。
降板後は球団を通じて「今季2度目の登板、そして久しぶりの甲子園でしたが落ち着いてマウンドに上がることができました。初回、福留選手にカウント3-0としてしまい、振ってくると分かってはいたがコントロールしきれなかったです。五回は投手にヒットを許し、その後ランナーをためてしまったところは自分が投げきらなければいけないですね。早いイニングでマウンドを降りてしまうことになり、ブルペン陣に迷惑を掛けてしまい申し訳ないです」とコメントした。
今年12月で43歳になる三浦は、今季がプロ25年目。プロ2年目の1993年から毎年、勝ち星を挙げており、工藤公康(西武、巨人など)、山本昌(中日)と並んでプロ野球記録の23年連続勝利をマーク。今季勝ち星を挙げれば、プロ野球記録を更新する。